TOJ2024 堺ステージ レースレポート
⽇時:2024年5⽉19⽇(日曜⽇)
天候:雨20℃
来場者数:45,000人
ステージアンバサダー:今西尚志
ホームステージチーム:シマノレーシング
11番目出走のマックス・ウォーカー(アスタナ カザフスタン ディベロップメントチーム)がトップタイム
シマノレーシングチームの寺田吉騎がステージ2位で日本人最高位
全8ステージのツアー・オブ・ジャパン2024の開幕ステージとなる堺ステージが大仙公園周回コースで開催され、序盤に出走したアスタナ カザフスタン ディベロップメントチームのマックス・ウォーカーが3分8秒のトップタイムで優勝を飾り、総合リーダーの証グリーンジャージに袖を通した。
朝から降っていた雨は午後のレース時間になっても止むことはなかった。2.6kmの大仙公園周回コースを1周する個人タイムトライアルに全16チーム、95名の選手が出走した。
全体の11番目に出走したマックス・ウォーカーが3分8秒で暫定首位に立つと、このタイムに肉薄する選手は現れなかった。63番手スタートのマッテオ・マルチェッリ(JCL TEM UKYO)が3分16秒で暫定2位になると、このタイムを68番手出走の寺田吉騎(シマノレーシングチーム)が約3/100上回り更新した他は、大きな変動は起こらなかった。
「最後のライダーがフィニッシュするまでナーバスだった」とフィニッシュ後に語ったウォーカー。長くホットシートで待ち続けた末のステージ優勝には、総合リーダージャージもついてきた。ステージ2位に食い込んだ地元の寺田は、新人賞のホワイトジャージを獲得している。
個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)マックス・ウォーカー(アスタナ カザフスタン ディベロップメントチーム)のコメント:
「悪天候で知られるイギリス出身なので、雨のレースに苦手意識はありません。とにかく落車しないように気をつけて走りました。自信を持ってこのステージに臨みましたが、最後のライダーがフィニッシュするまではナーバスになりましたね。リーダージャージを着用することがキャリアでも初めてなので、できる限りチームとともに守る走りをしたいです」
新人賞(ホワイトジャージ)寺田吉騎(シマノレーシングチーム)のコメント:
「正直なところ結果が出せるとは思っていませんでした。午前のクリテリウムで、タイムトライアルと同じ速度域でコースを走ることができたのが良かったです。このあとはジャージを守るのと、狙えるステージで優勝を狙っていきます。京都ステージ、そして過去に走っていい印象を持っている相模原ステージで動きたいです。」
第1ステージ順位
1位 マックス・ウォーカー(アスタナ カザフスタン ディベロップメントチーム) 3分8秒
2位 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)+8秒
3位 マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)+8秒
個⼈総合時間賞(グリーンジャージ)
1位 マックス・ウォーカー(アスタナ カザフスタン ディベロップメントチーム)3分8秒
2位 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)+8秒
3位 マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)+8秒
個⼈総合ポイント賞(ブルージャージ)
1位 マックス・ウォーカー(アスタナ カザフスタン ディベロップメントチーム)10pt
2位 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)9pt
3位 マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)8pt
個⼈総合新人賞(ホワイトジャージ)
1位 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)
2位 ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザフスタン ディベロップメントチーム)
3位 山口瑛志(レバンテ富士静岡)