いなべステージホームチーム「キナンサイクリングチーム」がいなべ市立員弁西小学校・員弁東小学校でTOJキッズウィーラースクールを開催!
ツアー・オブ・ジャパン地域貢献活動
6月20日(木)午前に「員弁西小学校」午後に「員弁東小学校」に於いて、いなべステージのホームチームである「キナンサイクリングチーム」が、地域貢献活動の一環として、子どもたちに「安全で、楽しく」自転車に乗ってもらい、もっと自転車を好きになってもらうための「キッズウィーラースクール」を開催しました。
この日は、1日で2校を回るスケジュールながら、員弁西小学校では4・5年生の121名、員弁東小学校では4~6年生の129名全員が実技も体験。多くの子供たちに自転車に乗る楽しさを伝えることができました。
進行の講師役は、昨年12月で現役を引退するも、地域貢献を目指すチームの理念に沿って設立された役職「アカデミーコーチ」として現場に残った中西 健治氏。中西アカデミーコーチは4月から、いなべ市の「地域おこし企業人」として市に派遣されており、市内の自転車をつかったまちづくりに貢献している。
この日小学校を訪れたのは、椿 大志選手、雨乞 竜己選手の2名。
自己紹介では好きなYoutuberを答え、小学生から大きなリアクションがあるなど和やかな雰囲気の中でスクールがスタートしました。
開催地であるいなべステージの事務局のバックアップにより開催されたスクールでは、「しっかり止まる」ということをメインテーマに実施。前半の座学では安全五則の紹介に始まり、中西コーチが事前に撮影した小学校付近での交差点の写真を用いて、より身近な例で実感しやすいように説明を行いました。
いなべ市内では先日、自転車に乗る中学生とトラックが接触する事故が発生。スクールの冒頭では両校ともに教頭先生からそのことについて触れるシーンもあり、子供たちも真剣な眼差しで聞き入っていました。また、クイズ形式での交通ルールの確認では活発に受け答えをする子供たちの姿があり、これから夏休みで自転車に乗る機会が増える前にしっかりと知識を吸収していました。
後半の実技では、子供用自転車を準備しての実際の走行体験。一時停止ラインに見立てた線で完全停止する練習や、一本橋を渡りいかにまっすぐ走ることが難しいかを学び、選手からはまっすぐ走ることや、ブレーキ準備についてのアドバイスが行われました。
最後は、児童に交通安全の「お守り」として、選手からのメッセージ入り交通ルールを記載したプリントを配布し、それを手に選手たちとの記念撮影でスクールを締めくくりました。