人生を変えるスポーツイベント
チーム招聘担当
狩野萌
昨年に引き続きチーム招聘を担当いたします狩野です。
早いもので大会本番まであと94日、徐々にではありますがチームとのコミュニケーションも本格化して参りました。
公式に参加チームをお知らせできるまでもうしばらく時間がありますので、それまではあれこれと妄想をして楽しみにしていてください。
話は少し変わりまして、今旬の話題としてお隣韓国で開催されている平昌オリンピック。
連日、日本選手団の活躍が報じられていますが、中でも個人的に一番熱い競技がカーリングです。
「氷上のチェス」と言われるように緻密な頭脳戦と一手で形成逆転してしまう競技の特性に加え、美男美女揃いのチームメンバーや「おやつタイム」などあらゆる魅力が各種メディアによって発信されています。
中でもひとつ心に残ったのが、男子チームでスキップを務める両角選手に関する記事。
彼が競技を始めたきっかけは、1998年の長野オリンピックのカーリング競技を観客席で観戦したこと、だそうです。
当時のことを振り返り、ルールも何もわからなかったけど会場の熱気だけは覚えている、と語った両角選手は、そこから20年の時を経て日本チームとしても20年ぶりの五輪出場を果たしたわけです。
かなり話がTOJから逸れてしまっているようにも思えますが、両角選手にとっての長野五輪がそうであったように、私はTOJが誰かにとってのきっかけとなる大会になってくれればと常々思っています。
生で観た日本人選手の活躍とファンの熱気に感動し、競技を始める子。海外から来日した選手にうまく声がかけられず悔しくて、外国語を勉強し始める人。デートで訪れたレース観戦で初めての喧嘩をし、思い出の場所となったステージの観戦が恒例行事となった夫婦。
もちろん観戦する側だけでなく、参加するチームの皆さんにとってもTOJがより大きな舞台へ羽ばたくきっかけの大会となってくれれば本望です。
10年後、20年後にあの時TOJがあったから、今の自分がある、と思い返してくださる方が1人でも増えたら…そんなことを妄想しながら、平昌オリンピックを楽しみつつ着々と大会準備を進める今日この頃です。(もちろん仕事中は観戦は我慢しています…!)