アジア選手権観戦レポ(ロード編完結)
レースの行方を気にしつつ、帰りの便も心配しなければならないカヨォンバットさん。果たして?!
アジア選手権観戦の旅、3日目の朝は台風かと思うほどの暴風音で目が覚めました。
天気はよさそうだけど、風がとにかく強い。そして帰りに乗る予定だった便を含め、ジェット船は全便欠航が確定。これはマズイ。ということは、、、今日中に愛媛に帰る手段は飛行機のみ。しかも選択肢は12時発の調布空港行きの便のみ。ゴールまでは見届けられないけど、レースが見られるだけでもヨシとしなければ、、、と前向きに考えるしかない(笑)
そんな状況を知って、宿の女将さんがレース会場から空港まで送ってくれることに(涙)ああ、ありがたい。ギリギリまでレースが見られる。
宿で朝食をとって7時過ぎにレース会場まで送っていただき、コーヒーを飲みながら会場をブラブラ。とにかく風が強く寒いので、選手たちもなかなか現れず。日本のメンバーも宿が近いこともあり、ギリギリまで宿でアップしていたようです。
エリート男子に出場するのは、別府史之選手(トレック・セガフレード)、新城幸也選手(ランプレ・メリダ)、畑中勇介選手(チームUKYO)、内間康平選手(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)の4名。
スタートを見送って、KOMへ移動。KOMではお馴染みのメディアの皆さんと寒い寒いを連発しながら、集団が来るのを待ちます。レース中になかなか補給が取れないであろう皆さんに、持参した松山銘菓「坊っちゃん団子」を配ったり、逆にカイロを分けていただいたり。(ホント、このカイロには助けられました。)
そうこうしている間に、関係車両が次々と。アジア選手権期間中、シマノレーシングの野寺監督もシマノのニュートラルカーのお手伝いをされており、いつもの観客へのアピールも健在でした(笑)私たちも、がめんだ画伯のJAPANナショナルチーム応援横断幕をスタンバイ。
2周目でいきなり畑中選手が集団から遅れていたので、なぜだ??と騒いでいたら、落車に巻き込まれていたとのこと。調子がいいと聞いていただけに残念。しばらくKOMで応援していると、SNSでレース周回が13周予定が10周になったことを知る。前日の時点で、悪天候が予想されるということで1周減の13周になっていましたが、まさかレース途中でさらに変更になるとは、、、。
さすがに帰りの便が気になって大島空港に連絡したところ、「調布から大島に飛行機が向かっているので、飛びますよ。」と。とりあえず東京までは帰れることは確認。(愛媛への便はこの時点でまだ条件付きでした、、、。)
宿の女将さんと待ち合わせしていた時間が迫る中、ゴール付近で残りの周回を応援するために下山していると、前日エリート女子に出場していた萩原選手、金子選手、坂口選手が上ってきているところに遭遇。男子の応援に向かわれているところでした。
レース直後は声がかけられなかったので、お会いできてよかった。「昨日はお疲れ様でした!」と声をかけると、3人のハニカミ笑顔が返ってきました。
ゴール前でしばらく観戦し、新城選手と別府選手がカウンターアタックを仕掛ける姿に後ろ髪を引かれながら、会場を後に(涙)大島空港でハラハラしながらSNSで途中経過を追い、2人が2位と3位でゴールしたことを知る。優勝は逃しましたが、キッチリ表彰台をおさえたのはさすがですね。
さていよいよ飛行機に搭乗となり、、、目の前に現れた飛行機は想像以上の小型機でびっくり。ちなみに機内に荷物を置くスペースがないので、小さなバック以外は全て預け荷物になります。思ったほど揺れず、富士山を眺めてあっという間の空の旅終了。
後で知りましたが、ナオキッテルは揺れに軽く酔っていたらしく、楽しむ余裕も無かったようです(苦笑)
そして、調布空港には私たちの珍道中を心配して、友達がご主人と共に車でお迎えに来てくれていました。おかげで予定より早く羽田に着き、愛媛にも早い便で無事帰還。ちなみに、大型客船組は、選手やレース関係者、観客が揃って乗っていて、ある意味豪華客船だったようです!
最後までいろいろな方にお世話になりっぱなしの、カヨォンバットの初★アジア選手権観戦&初★伊豆大島への旅はこれにて終了。
さて、、、6月には全日本選手権が今回と同じ伊豆大島のコースで開催されます。今度こそは最後までレース見るぞー!!ということで、今回の教訓を生かし、全日本選手権で伊豆大島リベンジします!