2016 TOUR OF JAPAN 本格始動
ツアー・オブ・ジャパン組織委員会 副委員長
田中栄作
10月に入り、UCIから2016年シーズンのカレンダーが決定、発表されました。
ツアー・オブ・ジャパンは引き続きアジアツアー2.1のカテゴリーレースとして、5月29日から6月5日にかけて開催されます。
伊勢志摩サミット開催の関係で、例年の1週遅れの開催になるとともに、いなべステージと美濃ステージの開催順が入れ替わったりしますが、TOJにとっての何よりも大きな変化は新たに京都ステージ(京田辺市・精華町)を加え、TOJ史上初めて8日間8ステージでの開催が実現することです。
もちろん各ステージ関係各位のご尽力によるところが大きいのですが、近年サイクルロードレース人気が高まってきていることが背景にあることが明らかですので、TOJを支えてくださっているファンの皆様に心よりお礼申し上げます。
同じくUCIからの発表によるとワールドツアーに続き、HC、クラス1のレースでもチーム内の無線仕様が認められるとともにオンボードカメラ使用のUCI許可が不要となるようです。TOJでもチームの戦略がより高度化するなどレースの展開が大きく変わる可能性が出てきますし、皆さんにより臨場感があり迫力ある映像の提供が可能になりそうです。
また、TOJについては組織面でも変化がありました。新たに栗村修前大会副ディレクターが大会ディレクターに就任し、事務局スタッフも2名が入れ替わりました。栗村大会ディレクターのリーダーシップのもと新たな風が吹き込まれることになります!取り敢えず新人?2人はスタッフリレーブログで近々デビューし、皆さまの前に登場しますので、他のスタッフともどもよろしくお願いいたします。
本年のいなべステージの新設、TOJキッズ・アンバサダーの導入、TOJ Next10の設定に続き来年は京都ステージ新設=8日間8ステージ化、再来年の20回記念大会では○○(まだ秘密です)などTOJの進化は続きます。新体制にご期待ください!
移動日なしの大会となることで、やっとステージレースとしてのスタートラインに立ったとも言えるTOJ。HCさらにはワールドツアーへと夢を広げていくために、スタッフ・関係者一同力を合わせていきます。サイクルロードレースファンの皆様にも一層の応援と周囲の方々への洗脳?をお願いいたします。