Visa!
競技ディレクター 兼 管理マネージャー
中井めぐみ
いよいよTOJ開催を控えた、一年で最もバタバタする時期に突入してます!
競技(スポーティング)ディレクター、中井めぐみです。
最初にちょこっと宣伝です。
今年は、オフィシャルグッズとしてラバーコインケースを販売します。
全7色で可愛いです!
ぜひ会場でゲットしてください♪
海外チーム招聘担当の目黒さんのブログの通り、つい先日まで招待選手のビザ取得用の申請書類の作成、送付に追われていました。
この作業は、毎年神経を遣います。
TOJの担当になる前は、まるきり縁のなかった外務省のHPを何度訪れることか!
普段、私たち日本人は、海外に行くためにビザを取得するケースは少ないと思いますが、来日のためにビザが必要な国籍の選手は、案外多いんです。
プロのアスリートとして全国を飛び回る彼らにとって、このビザの手続きは、相当な負担であることは間違いありません。
ですから、少しでもスムーズに手続きしてもらえるよう書類を整えます。
とはいえ、チームから書類作成に必要な情報を全て出してもらうのも一苦労。
LAMPRE-MERIDAは、ちょっと面白かったです。
ビザが必要な選手のインフォメーションをください、と聞いたところ、
逆に「どの選手にビザが必要なのか教えて欲しい」と返ってきました(笑)。
欲しい情報の中でも特に「どこの在外公館(外国にある日本大使館または領事館)で手続きするのか?」というのが一番分かり難く、出てこない上に、時と共に変化します。
というのも、この3~5月の時期、彼らプロロードレーサーは全国のレースを転々としてますから、どのタイミングで手続きできるのかが読みにくいんですね。
これら書類は、各国にある日本大使館に提出するので、通常は日本語で作成すればいいものです。
が、今年は2チームから英語で書類を作成して欲しいと依頼が!
英語力のない私には一仕事でした。
こうして、選手やその代理人の方が大使館で手続きをするんですが、スムーズに行かない場合、チームから主催者にHELP!の連絡が来ることもよくあります。
そんな時は、大使館や領事館に直接電話をしたり、必要に応じて追加の書類を作成したりします。
正直、彼らにビザが発給されるまで冷や冷やです。
余談ですが、この来日にビザが必要な国籍の方を日本に招へいするための書類作成を行政書士の方などに依頼すると、数万円掛かる模様。
思わず、書類の作成数を数えて「○○万円分の仕事したな」と(笑)。
この作業をしている間は“毎年大変だな…”と思うんですが、実際に選手が来日した時はホッとすると同時に嬉しくなる瞬間です。
そして、そんな瞬間ももう目前!
皆さんも、様々な国から集まるプロ選手に会うのを楽しみにしていてくださいね!