南信州ステージを開催する 飯田市のご紹介
南信州ステージ実行委員会
牧内功
皆さんはじめまして、南信州ステージ実行委員会の牧内です。
このページを見ている方は、当然TOJに関心があり、自転車好きの方だと思いますが、TOJの開催地として以外で、飯田市のことを知らない方って多いんじゃないでしょうか?
実は、TOJの仕事で知り合った福岡県の方に、「TOJ南信州ステージを開催するまで飯田市を知らなかった」と言われ、ショックを受けた記憶があります。
これじゃーイカン!(遺憾)という訳(?)で、数少ない掲載機会ではありますが、私の独断で、TOJの準備情報は次回以降にして、飯田市の春の観光情報の紹介をしたいと思います。
飯田市の春は、何と言っても桜です!
飯田市は美しい名桜が多数見られるまちなんです。
広い市域と生育地の標高差や品種の違いにより、市内では4月初旬から下旬まで桜が楽しめるんですよ。
江戸初期、飯田藩主であった脇坂氏は桜好きで、初代安元は城内に多くの桜を植え、二代安政は、父の菩提を弔うために領内48ヶ所の寺堂に桜を植えたとされ、これらが地元住民に守られながら、今なお美しく樹齢300年以上の古桜が花を咲かせています。
そのほかにも名桜といわれる美しい一本桜が市内にあり、そのうち約20ヶ所では夜もライトアップされ、夜桜の鑑賞も楽しめます。
飯田市の桜観光では、市街地にある名桜を巡るのに自転車が大活躍。
なにしろ、桜を鑑賞する観光客がバスや自家用で多く来訪されるので、周辺道路や駐車場がどうしても混みます。
自転車なら桜の近くまでスイスイと行けて、駐車も邪魔にならない僅かなスペースで済み、何よりも環境にやさしいから、桜にもいいでしょ。
僕のお勧めは市街地にある大宮通りの桜並木です。
700mの間に150本植えられた桜のトンネルになります。
僕は、桜の時期だけ、通勤の時わざわざ遠回りしてここを通ります。
花の香り、花びら舞い散る中を自転車で通過する爽快感は、歩くのとは違い、また自動車やオートバイでも味わえない気持ち良さです。
◆大宮通りの桜並木
大宮通り以外にも、飯田市を中心に地元の皆さんが大切に保存してきた桜が約70ヶ所もあるんです。
スペースの関係で、全ては挙げられませんが、代表的な桜の写真を2点掲載します。
これから春本番、まちが桜で染まる飯田市のサイクリングに、足を延ばしてみませんか。
飯田市の桜と開花情報は「さくらさく」をご覧ください。
長野県南部、飯田市周辺の観光情報を提供する「南信州ナビ」には、市内の桜めぐる
サイクリングについても掲載してあります。是非ご覧ください。
◆長姫の江戸彼岸(安富桜)
◆杵原学校の枝垂れ桜
もうひとつ、飯田市の自転車に関する情報です。
TOJ NEWSにも掲載しましたが、4月29日(水・祝)に飯田市龍江(天龍峡)今田平で行われる 『南信州・天龍峡 第2回エンデューロ大会』。
僕も昨年、第1回大会に参加しましたが、楽しかったですよ!
レースなので、走っているときは必死なんですけど、会場となる天竜川沿いの2kmにわたる桜街道を走り、チームの仲間を応援しながら流した汗がとにかく気持ちいい!
今年も、大会会場ではTOJ南信州ステージに参加する選手への応援メッセージをのぼり旗に書いてもらい、大会当日、南信州ステージ恒例 焼肉コーナーに配置したいと計画しています。
どうぞ、奮って大会に参加してください。応援だけでも大歓迎です。
詳しい募集要項などは「こちら」をご覧ください。