2nd Stage JPF KYOTO103.6kmNO08 Tour of Japan 2024 REPORT個人総合時間賞マックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)のコメント個人総合ポイント賞マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)のコメント普賢寺ふれあいの駅をスタートし、6.6kmのパレード区間を経て1周16.8kmの精華町けいはんなプラザ周回コースを6周する全103.6km。今大会初めて山岳ポイントが設定され、山岳賞争いも加熱した。1周目にライアン・カバナ(キナンレーシングチーム)がアタックし飛び出すと、同周回完了時には中井唯晶(シマノレーシング)、武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)、コンフォブ・ティマチャイ(ルージャイインシュアランス)の3名が追いつき先頭グループを形成。 アスタナ カザクスタン ディベロップメント チームとJCL TEAMUKYOがコントロールする集団はこの4名との差を終始1分〜2分に抑え込む。2周目と4周目に設定されたスプリントポイントは、いずれもカバナが先頭通過。合計で6秒のボーナスタイムを獲得した。3周目と5周目に設定された山岳ジャージをキープするためには今日のステージで3位以内に入る必要があると考えていました。総合で8秒差の何名かにはスプリント力があり、今日のコースで上位に来ることが想定されたからです。今日、何周回かしているうちにコーナーリングの優位性を感じたので、残り1kmでアタックを仕掛けました。残念ながらフィニッシュラインが50m遠かったですね。それでもジャージを守ることができて嬉しく思います。マックス(・ウォーカー)が飛び出したときは強力で追いつけないと思いました。それまでの周回でラスト数百メートルが向かい風かつ少し登っていることはわかっていたので、最後までタイミングを待ち、ホワイトジャージの選手を追いかけるようにスプリント。マックスの勢いが落ちたおかげで追いついて勝つことができました。今日は繰り上げのポイント賞ジャージでしたが、これで自分のものとして着ることができるので本当に嬉しいです。賞は中井が二つとも先頭通過し、この日を終えての山岳賞を決定づけた。最終周回の山岳ポイントで逃げていた4名がメイン集団に飲み込まれると、集団のままフィニッシュ地点のけいはんなプラザへとやってくる。残り1km地点でアタックしたウォーカーが後続に差をつけたが、フィニッシュラインまで残り50mのところでJCL TEAM UKYOのマッテオ・マルチェッリが逆転し、混戦の集団スプリントを制した。ステージ2位に入ったマックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)はボーナスタイムを加算し総合リーダージャージをキープ。この日繰り上げでポイント賞ジャージを着ていたマルチェッリはポイント賞のトップに立った。新人賞はステージ5位の寺田吉騎(シマノレーシング)がキープしている。●場所:京都府京田辺市〜精華町 ●天候:晴れ25℃●来場者数:46,000人 ●ステージアンバサダー:三船雅彦●ホームステージチーム:マトリックス パワータグJPF京都ステージ優勝 マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)が集団スプリントを制しブルージャージ獲得ステージ2位のマックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)が総合リーダーの座を守る20M5.Start 09:45京都ステージ
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