Tour of Japan 2024 REPORT
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20 Tour of Japan 2024 REPORTステージ優勝 マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)のコメントツアー・オブ・ジャパン最終日となる8日目は、東京・大井埠頭を舞台とするSPEEDチャンネル東京ステージ。1周6.5km周回コースを16周回する104km。個人総合優勝争いは、ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が2位に2分以上の大差をつけており、この日の焦点は僅差のポイント勝争いとステージ優勝となった。1周目から逃げを狙う選手のアタックが連続するが、決定的な動きが生まれない。ポイント賞リーダーの寺田吉騎(シマノレーシング)が4周目と8周目に設定された中間スプリントポイントを先頭で通過し、ポイント加算に成功する。10周目に7名の逃げグループが形成され、集団に対して30秒近い差を稼ぎ出す。残り3周でこのグループから河野翔輝(日本ナショナルチーム)とサミュエ今日は美しい一日でしたね。私たちは一週間、総合リーダーのカルボーニのために走ってきました。私は昨日のステージは力を温存することに専念しました。今日の東京のステージを狙っていたからです。個人的には第2ステージで優勝し、そして今日の東京でも優勝。最終的にチームは今大会4勝と総合優勝を獲得できました。とても嬉しく思います。ル・ジェンナ(チーム ブリッジレーン)の2名が飛び出し先頭に立つ。ジェンナが河野を振り落とし単独先頭で残り2周回を迎えるが、メイン集団がほどなくして吸収する。カウンターで森田叶夢(京都産業大学)が飛び出す場面も見られたが、最終的に集団一つでフィニッシュラインへ。僅差のスプリントを制したのはマッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)で、京都ステージに続く、今大会2勝目を飾った。集団内でレースを終えたジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が総合優勝に輝いた。ポイント賞争いはレース序盤に動いた寺田が、山岳賞は中井唯晶が獲得し、シマノレーシングは2枚の特別賞ジャージを手に入れた。●場所:東京都品川区〜大田区 ●天候:曇り20℃●来場者数:32,000人 ●ステージアンバサダー:浅田 顕●ホームステージチーム:ロード・トゥ・ラヴニール東京ステージ優勝 マッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)SPEED CHANNEL8th Stage TOKYO104.0kmマッテオ・マルチェッリ(JCL TEAM UKYO)がステージ2勝目!ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)が総合優勝に輝く265.Start 11:00東京ステージ

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