Tour of Japan 2024 REPORT
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7th Stage SAGAMIHARA107.5kmTA18 Tour of Japan 2024 REPORTステージ優勝 マックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)のコメント個人総合時間賞(グリーンジャージ)ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO)のコメントツアー・オブ・ジャパン7日目は、今年で市制施行70周年を迎える相模原市を舞台とするステージ。橋本公園をスタートし、4.8kmのパレード区間を経て旧小倉橋を通過した後にアクチュアルスタート。鳥居原ふれあいの館前周回コースを7周する走行距離107.5kmのコースが設定された。総合成績とポイント賞を巡る様々な思惑のもと、激しいレースが展開された。1周目から逃げたい選手が多数飛び出すが決定的な動きが生まれない。最初のスプリントポイントは総合8位につけている小林海(マトリックスパワータグ)が先頭通過しボーナスタイムを獲得。ポイント賞リーダーの寺田吉騎(シマノレーシング)は2位通過し、ポイントを加算する。1周目完了時の山岳は、山岳賞リーダーの中井唯晶のチームメイト入部正太朗(シマノレーシング)が先頭通過。逃げが決まらないまま、2回目のスプリントポイントは寺田が先頭通過を果たした。2回目の山岳ポイントは、再び入部が先頭通過。このとき風間翔眞(シマノレーレースの最初に堺で勝ってからも毎日トライを続けてきましたが、今日こうして再び勝ててハッピーです。TOJは距離が短く、高強度な展開になるため、ヨーロッパのレースと異なり、逃げがどこで決まるのかの予想が難しいのです。チームは普段ヨーロッパでレースをしているので、日本のレースとの違いにようやく慣れてきましたね。将来の夢はツール・ド・フランスを走ること。でも今年走ったクールネ・ブリュッセル・クールネというクラシックレースも楽しかったので、石畳のレースも走れるようになりたいですね。とても速い一日でした。とはいえチームが完璧にコントロールをしてくれました。東京でこのグリーンジャージを着られるよう、気を抜かずに明日のステージを走りたいです。シング)、織田聖(マトリックスパワータグ)、アドネ・ファン・エングレン(ルージャイインシュアランス)、孫崎大樹(キナンレーシングチーム)、草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)と共に6名の逃げグループが形成された。最後のスプリントポイントは孫崎、山岳ポイントはファン・エングレンがそれぞれ先頭で通過を果たす。最大で1分のタイム差をつけた逃げ6名だったが、最終周回を前にして吸収。替わってマックス・ウォーカー(アスタナカザクスタン ディベロップメントチーム)と兒島直樹(日本ナショナルチーム)、そして逃げから残ったファン・エングレンの3名が先頭に立つ。最後は3名によるスプリント勝負となり、ウォーカーが優勝。堺ステージに続く大会2勝目を飾った。2位にファン・エングレン、3位に兒島が入った。5秒差まで迫ったメイン集団でフィニッシュしたジョバンニ・カルボーニが総合リーダージャージを危なげなく守った。アスタナ カザクスタン ディベロップメント チームはトップ10に4名を送り込む完勝であった。相模原ステージ優勝 マックス・ウォーカー(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)●場所:神奈川県相模原市 ●天候:曇り20℃●来場者数:23,000人 ●ステージアンバサダー:初山 翔●ホームステージチーム:JCL TEAM UKYO70th Anniversary of Sagamiharaマックス・ウォーカーがステージ2勝目!アスタナ カザクスタン ディベロップメント チームがTOP10に4名を送り込む快勝25S5.Start 08:50相模原ステージ

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