・ブログ

栗村修のワールドツアーへの道

KURIMURA's Blog

ロードレースナショナルランキングとの相関性


101322_01.jpg
先日、東京五輪の自転車ロードレースコースが正式に発表となりました。

IOCとUCIの「五輪ロードレースコースは非常に厳しいコースプロフィールであるべき」という意向がしっかりと反映され、エリート男子は距離234kmで総獲得標高4,865mという、前回のリオ五輪に引けを取らない厳しい内容となっています。

また、8月の関東地方という特殊な気象条件(高温多湿)を合わせると、「いったい何人が完走できるのか?」と心配になるほどのサバイバルレースが予想されています。

そんな国別対抗自転車ロードレースの頂点となる五輪ロードレースですが、現在のUCIロードレースナショナルランキングと、いくつかの数字を並べてみつつ、国として競技力を強化するための「相関性」というものがあるのかについて自分なりに調べてみました(東京五輪には間に合いませんが…)

◯基本ランキングはUCIロードレースナショナルランキング

◯それに対して以下の数字を並べてみました
WT=ワールドツアー開催数
AT(アメリカ・アジア・アフリカ)/ET(ヨーロッパ)/OT(オセアニア)=コンチネンタルサーキット開催数
TR=チームパーシュートナショナルランキング(20位まで)
CR=シクロクロスナショナルランキング(20位まで)

1位 ITALY WT=5レース/ET=38レース/TR=2位/CR=10位
2位 BELGIUM WT=7レース/ET=47レース/TR=15位/CR=1位
3位 FRANCE WT=5レース/ET=56レース/TR=8位/CR=4位
4位 GREAT BRITAIN WT=1レース/ET=3レース/TR=1位/CR=9位
5位 NETHERLANDS WT=2レース/ET=14レース/CR=2位
6位 SPAIN WT=4レース/ET=17レース/TR=14位/CR=7位
7位 COLOMBIA WT=0レース/AT=1レース/TR=20位
8位 AUSTRALIA WT=2レース/OT=1レース/CR=13位
9位 DENMARK WT=0レース/ET=5レース/TR=5位/CR=17位
10位 SLOVENIA  WT=0レース/ET=5レース
11位 GERMANY WT=2レース/ET=4レース/TR=3位/CR=8位
12位 NORWAY WT=0レース/ET=9レース/CR=19位
13位 SLOVAKIA WT=0レース/ET=2レース/CR=11位
14位 POLAND WT=1レース/ET=14レース/TR=11位/CR=16位
15位 SWITZERLAND WT=2レース/2レース/TR=4位/CR=6位
16位 IRELAND  WT=0レース/1レース
17位 CZECH WT=0レース/3レース/CR=5位
18位 RUSSIA WT=0レース/ET=1レース/TR=10位
19位 AUSTRIA WT=0レース/ET=4レース
20位 LUXEMBOURG WT=0レース/ET=2レース/CR=18位
21位 PORTUGAL WT=0レース/ET=8レース/CR=20位
22位 SOUTH AFRICA WT=0レース/AT=2レース
24位 USA WT=1レース/AT=6レース/TR=7位/CR=3位
25位 CANADA WT=2レース/AT=2レース/TR=9位/CR=12位
26位 KAZAKHSTAN WT=0レース/AT=1レース
27位 ECUADOR WT=0レース/AT=0レース
28位 LATVIA WT=0レース/ET=0レース
29位 BELARUS WT=0レース/ET=2レース/TR=16位
30位 ESTONIA WT=0レース/ET=2レース
31位 UKRAINE WT=0レース/ET=3レース/TR=17位
32位 ERITREA WT=0レース/AT=0レース
33位 JAPAN WT=0レース/AT=7レース/TR=12位/CR=14位
34位 ARGENTINA WT=0レース/AT=1レース
35位 ALGERIA WT=0レース/AT=4レース
36位 RWANDA WT=0レース/AT=2レース
37位 IRAN WT=0レース/AT=1レース
38位 CROATIA WT=0レース/ET=5レース
39位 ROMANIA WT=0レース/ET=4レース
40位 COSTA RICA WT=0レース/AT=1レース

その国に於ける「UCIレースの開催数」、ロードレース選手育成に効果があるとされている「トラック競技(団体競技のチームパーシュートをピックアップ)のランキング」、そして同じく効果があるとされている「シクロクロスのランキング」を並べてみたものです。

やはり、その国に於いて、「レース数が多い」、「トラックレース(団体種目)が強い」、「シクロクロスが強い」のいずれかを満たしていることが上位に位置する条件となっています。

しかし、7位のコロンビア以降は、「レース数も少ない」、「トラックレース(団体種目)もそうでもない」、「シクロクロスも弱い」といったパターンも散見され、そういった国々というのは、「ロードレースメジャー国への武者修行」という手段を主に採用しているものと思われます(単に突然変異的な強い選手がいる国もある…)。

いずれにしても、長期的に安定して強い選手を輩出できる国になるためには、なんらかの「武器」を持つ必要があり、こういった相関性についても注意深くみていくことがより重要になってくるものと思われます。

NTN

100282_20.png100282_21.png100282_24.png100075_25.png

100075_23.png100282_22.png100282_26.png100282_03.png100282_19.png100282_09.png100282_07.png100075_15.png100075_35.png100075_27.png100282_12.png100282_29.png100282_11.png100282_15.png100282_08.png100075_13.png100075_28.png100075_36.png100282_25.png100075_33.png100075_34.png100075_29.png100075_32.png100075_30.png100075_14.png100075_31.png100282_04.png

UCI ASIA TOURJCF 競輪&オートレースの補助事業MPCC
BS日テレスポーツブルプロの観戦者への道SBAA スペシャルサイト

facebookTwitterYouTubeInstagram

このページの先頭へ