Tour of Japan

第2ステージ 京都 レースレポート

NTN presents 第20回 ツアー・オブ・ジャパン 京都ステージ

5月22日(月)に行われたNTN presents 第20回 ツアー・オブ・ジャパンの大会2日目、京都ステージは、マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)がラスト12kmを独走して優勝、同時に個人総合リーダーに立った。日本人選手最高は岡篤志(宇都宮ブリッツェン)の4位。初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)が山岳リーダーに立ち、翌日の第3ステージいなべへ臨む。

京都府南部の京田辺市と精華町が舞台の1周16.8kmを6周半する105kmは、アップダウンとカーブなど変化に富むテクニカルなコース。今年で2回目の京都は朝から快晴で、中心会場のけいはんなプラザ周辺をはじめ5万人の観客が集まった。普賢寺ふれあいの駅をスタートした選手たちは同志社大学京田辺キャンパス構内をパレード走行し、普賢寺小学校前からレースはスタートした。

100156_01.jpg

1周目に日本人選手4人を含む5人の逃げができたが5周目にすべて吸収され、最終周回の上りでアタックしたマルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が残り12kmを単独で逃げ切り優勝。

100156_02.jpg

前日の堺でも3位入賞したカノラは同時に個人総合リーダーに立った。日本人選手最高は4位の岡篤志(宇都宮ブリッツェン)で、岡は個人総合で18秒差7位につけている。山岳賞は逃げていた初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)が獲得し山岳リーダーになった。

100156_03.jpg
マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)のコメント
日本のスポンサーをもつ自分たちにとってツアー・オブ・ジャパンはとても重要なレース。そこで勝つことができて本当に嬉しく思う。今日はコンディションが良かったので最終周回の登坂でアタックをしかけ、そこから約10kmを独走した。とても厳しいレースだったが、逃げ切ることができて誇りに思っています。

100156_04.jpg
初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)のコメント
自分が逃げるつもりではなかったが体が反応して逃げに加わった。監督からも山岳賞のジャージは絶対に取れとの指示だったので、チームとしてはステージ優勝が目標だったがこの山岳賞を取れたことは嬉しいです。

結果
第2ステージ京都 105km
1位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)2時間44分17秒
2位 ジョン・アベラストゥリ・イサガ(チーム右京)+07秒
3位 ルーカス・セバスチャン・アエド(ユナイテッドヘルスケア・プロフェッショナル・サイクリング・チーム)

個人総合順位 第2ステージ終了時点
1位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)2時間47分25秒
2位 ジョン・アベラストゥリ・イサガ(チーム右京)+09秒
3位 ダニエル・サマーヒル(ユナイテッドヘルスケア・プロフェッショナル・サイクリング・チーム)+14秒

個人総合新人賞順位
1位 イヴァン・ガルシア・コルティナ(バーレーン・メリダ)2時間47分40秒

個人総合ポイント順位 第2ステージ終了時点
1位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)31点

個人総合山岳順位 第2ステージ終了時点
1位 初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)10点

チーム総合順位 第2ステージ終了時点
1位 チーム右京 8時間23分06秒

Results 2nd Stage

20th Tour of Japan
OFFICIAL SPONSORS